中華カーボンフレーム FM-R869
レースに出始めて三年くらいでしょうか。実業団登録して一年半、だいたいどこのレースに行っても練習会に参加しても知り合いがいたりして楽しくやらせてもらっています。
で、必ず聞かれる質問が一つ。
「そのフレームなに?」です。
自転車乗ってる人やチームって機材=その人(チーム)のイメージってありますよね、特にフレーム。Team SKY=ピナレロみたいな。ブランド名がそのままチーム名になってるチームもたくさんあるし、使用機材の変更はそれなりにニュースになります。
で、僕のフレームはなにもペイントされていない真っ黒フレーム。
「某メーカーにプロトタイプのインプレを依頼されてまして・・・」
なんてつまらねー返しをしてたこともありますが、正解は中華です。
中華といっても、日本展開していないというだけであちらではそれなりにちゃんとしたメーカーみたいです。有名ブランドのOEMも担っています。
メーカー名はTop-fire
Top-Fire Carbon Technology CO.,LTD.
モデル名はFM-R869
http://www.top-fire.com/pro_info.asp?prid=205
品番名丸出しがカッコいいです。
皆さんのよく知ってる名前でいうと、DEROSAのSUPERKINGです。
http://www.derosa.jp/products/super_king.php
ワイヤーの取り回しが微妙に違ったりしますが、ほぼ同じ形状です。
いろいろ調べた結果、TOP-fireが企画設計したフレームの販売権をDEROSAが買い取りSUPERKINGとして販売しているという流れらしいです。
ということで、こっちが本家ですから!!!
アリババという中国の通販サイトから購入。
日本の通販サイトと違って、テンプレートに色々記入して送信するのではなく個別に担当者がついてくれます。僕の担当はエドワード・チェンというナイスガイでした。
西「480㎜は在庫ある?」
エ「あるよ、色はどうする?」
西「マットがいいな。納期は?支払いはどうすればいい?」
エ「マットね、了解。2週間くらいで送るよ、支払いはpay palでやって」
てな感じのやり取りを英語でやりました。レスポンスは良かったです。
注文確定から到着まで3週間くらいかかりました、最初から期待してなかったので問題なし。サイズ違いがあったり、パーツが足りなかったりというトラブルも聞いてましたが特に問題なかったです。
気になるお値段は中国からの送料込みで65000円くらい。
DEROSAの定価は314000円ですか・・・。
半年以上乗ってますが、特にトラブルなし。塗装や内壁の処理が雑に見えたりもしますが気にしなければ何にも問題ないレベル。どんなカーボン使ってるのか、積層がしっかりしてるのかは分かりませんが、とりあえず無問題。
レースもほどほどな感じで走れています。ほどほどな感じなのはフレームの問題ではなく、僕の脚の問題です。
これ乗る前はRIdleyのNOAH(型落ち280000円)に乗ってました。
落車でクラックが入ってしまい、NEWフレーム検討した結果が中華だったんですが選んだ理由として
①金がない(切実)
②人とかぶるのが嫌
③選べない。colnagoを選ぶということはFELTを選ばないということで。じゃあ、FELTを選ばない理由はなに?・・・選べない!
そんなわけで現状大満足な中華カーボンでした。
もし、挑戦したい方がいたらご相談に乗ります。
一応書いとくけど、フレームメーカーのみなさん、フレーム供給はいつでもウェルカムです。なんのしがらみもなく乗り換えますよ!!!